パソコン作業の体調不良は「大腰筋トレーニング」をすれば全て解決するかもしれない、という仮説。

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パソコン作業含め、デスクワークは長時間イスに座りっぱなし且つ、前かがみの姿勢になりがちです。

そんな状況だと次のような体の不調に悩まされます。(実体験)

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私が経験しているパソコンワークによる心身の不調

  • 首こり
  • 肩こり
  • 腰痛
  • 坐骨神経痛
  • 眼精疲労
  • 左手首がポキポキ鳴る
  • 鎖骨のアンバランス
  • ひざ痛
  • 上記の肉体的不具合が原因で精神的にも「イライラ、不安感、焦燥感」などが起こりました

マジで勘弁して欲しいぐらいの心身の不調なんですが、私は運動不足です。夕方に犬の散歩には行きますが、それ以外はそれほど歩いていません。だから、このような不具合をより感じるのだと思います。

このような不具合を「大腰筋という筋肉をトレーニングする」だけで、全て解消できるかもしれない、という記事(仮説)です。

次から詳しくお話します。

人体の要は「腰椎1番~5番」

「整体学」という学問を自ら作り出している宮川眞人さんは著書、

誰も書かなかった整体学―現代を、生き抜くための整体論 | 宮川 眞人 |本 | 通販 | Amazon

の中で、「人体の整体学的な要は腰椎(1番~5番)だ」と断言しています。

この「腰椎」を正常な状態にすれば、ほとんどの体の異常(肩こり、腰痛、坐骨神経痛、etc..)は解決できる、と語っています。

このことからいけば、腰椎1番~5番にアプローチしている筋肉をほぐしたり、伸ばしたりして、正常な状態に持っていくことができれば、体の多くの不具合を解決できることになります。

とても簡単で、シンプルです。

ただ、「腰椎全てにアプローチすれば良い」だけだからです。

大腰筋は「腰椎1番~5番」に付着している

で、調べてみると、「大腰筋」という筋肉はまさにこの「腰椎(1番~5番)」に付着している(くっついている)のです。

ということは、「大腰筋を整えれば全てはOKになる」可能性が出てきます。

具体的には大腰筋は次の脊椎に付着しています。

  • 胸椎12番
  • 腰椎1番
  • 腰椎2番
  • 腰椎3番
  • 腰椎4番
  • 腰椎5番

腰椎は全部で5つ。胸椎は全部で12個あります。

腰が前弯(ぜんわん=前に曲がっている)していることで、人体は力学的に正常な状態になる

そしてさっきお話した、整体師の宮川眞人さんは「腰が前弯していることで、人体は正常な状態になる」と語っています。

腰が前弯(前に曲がっている)ことで、内蔵が正常な位置に収まり、胸郭(肺が収まる場所)に余裕が出て、呼吸を正常にできるようになります。

すると十分な酸素が取り込めるようになり、身体のガス交換(酸素吸収→二酸化炭素排出)も正常に行えるようになる。大腸や小腸が正常な場所に収まることができれば、栄養素の消化、吸収、そして便の排出もスムーズに行うことができます。

すると「全てが快方に向かっていく」、と考えることができます。

大腰筋は腰の前弯を作り出す

そして、大腰筋はこの「腰の前弯」を作りだすようなのです。

ロルフィングのワークをやられている方の以下の記事にそれが書いてありました。

大腰筋の単独の作用は腰椎の前弯を変化させない。

リンク先の記事タイトルは「29.【身体】大腰筋は腰椎を前弯させない」となっていて一見すると、「大腰筋は腰椎の前弯を作り出さない」という印象を受けますが、“そうではない”ようです。

記事を読んでいくと、「大腰筋の単独の働きは腰椎の前弯を“変化させない”」という内容です。

つまり、「大腰筋は正常に腰が前弯している状態を“維持”している」ということです。

大腰筋を整えれば、腰の前弯を作り出せて、身体の不調のほとんどを解決できる可能性がある

ということはやはり、「大腰筋を整える」ことで、腰の前弯を作り出せる可能性が出てきます。

そして、宮川眞人さんの説によれば、「大腰筋を整える」ことができれば、身体の不調(肩こり、腰痛、下痢、便秘、喘息、etc..)は全て解決できる可能性が出てきます。

腰の前弯が作り出せれば、内蔵が正常な位置に収まり、呼吸が正常にできることになります。

すると「栄養の吸収→排出」「酸素の吸収→排出」がスムーズに“正常に”行われることになります。

すると「病気」と言われることのほとんどは解決できる可能性が出てきます。

精神症状も「身体の不具合」から来ている場合がある(個人的にはその傾向は“多い”と思っています)

そして、全てとは言いませんが、精神症状の多くも「身体の不具合から来ている」ことがあります。

糖代謝の異常で殺人まで冒す民族

糖質を多く含む食べ物を食べると、血糖値の急上昇→インシュリンの過剰分泌→血糖値の急低下(=低血糖症)、になる場合があります。低血糖症になると、精神状態が悪くなり、場合によっては凶暴になることがあります。

「人口の50%が殺人に直接的あるいは間接的に関わっている」というペルーにいるインディオのクオラ族がいます。

この民族を研究した人類学者のラルフ・ボルトン博士はクオラ族の男性の血液を調べました。すると、そのほとんどが「重度の低血糖症」だったと言います。(砂糖をやめればうつにならない (角川oneテーマ21) | 生田 哲 | 医学・薬学 | 本 | Amazonより)

このクオラ族は「殺人などの暴力をふるうと気分が良くなる」と上記の著書の中で語っています。

これは体の中の「糖を代謝する仕組み」がおかしくなり、それによって精神状態が悪化し、殺人などの暴力を行うにまでなったことの証です。

つまり、体が精神状態を作り出したことの証です。

これは「糖代謝」ですので、主に膵臓関連の不具合が出ているのだと思いますが、もしPC作業で膵臓が正常な位置に収まれずに圧迫されているとしたら、膵臓が正常な機能を果たすことができていない可能性があります。

頚椎1番と2番が歪むと精神的におかしくなってくる

また、宮川眞人さんは著書の中で、人間の体疲れやストレスなどが長期的に継続してくると、最終的に「頚椎1番と2番が歪んでくる」と語っています。

そして脊椎の中で脳に最も近い「頚椎1番2番」に歪みが生じると「少々精神的におかしくなてくる」のだそうです。

このように、脊椎の歪みからも精神状態が悪化することがわかります。

大腰筋を整えれば「身体」「精神」、両方を良い方向に向かう可能性がある

これらのことから、「大腰筋を整えて、腰椎の前弯を作り出す」ことができれば、「身体」「精神」両方を良い方向に導ける可能性があります。

  1. 大腰筋を鍛えて、大腰筋に付着してる腰椎1番~5番にアプローチし、それら腰椎を正常な位置に戻す
  2. これによって「腰の前弯が正常な状態」になる
  3. 内蔵が正常な位置に収まり「消化→吸収→排出」を行うことができるようになる
  4. 胸郭のスペースが空いて肺が余裕を持って動けるようになるので、「酸素の吸収→二酸化炭素の排出」がスムーズに行えるようになる
  5. 「身体」「精神」の両方が良い方向に向かっていく

この流れが期待できるのではないかと思います。

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大腰筋トレーング方法

ということで、「大腰筋トレーニング」の方法を紹介します。

「大腰筋」で有名なのが、東京大学大学院総合文化研究科の教授であり、理学博士でもあり、さらにボディービルダーでもある、石井直方さんです。少し昔に「大腰筋ダイエット」が流行りましたが、あの流行の立役者です。

ここでは石井直方さんの大腰筋のトレーンング法を紹介します。

メモ:腸腰筋エクササイズ・トレーニングとも言われる

大腰筋は「腸腰筋」の1つです。

腸腰筋(ちょうようきん)は次の3つで構成されています。

  • 大腰筋
  • 小腰筋
  • 腸骨筋

このため、石井直方さんのエクササイズは「大腰筋エクササイズ」や「腸腰筋エクササイズ」などと呼ばれます。

余談ですが、小腰筋は人によっては「無い」場合があるそうです。具体的には「ヒトの50%が小腰筋が欠落している」そうです。(参考:大腰筋は腰椎を前弯させない

レベル1:太もも上げ運動

大腰筋(腸腰筋)エクササイズのレベル1です。

次の手順で行います。

  1. 背筋を伸ばして真っ直ぐに立ち、手を軽く握る
  2. 膝の角度が90度になるように、その場で大きくゆっくり足踏みする
  3. 腕を曲げ、足と左右対称に前後へ腕を振る

これを最初は50回からはじめ、300回を目標に行います。

毎日このトレーニングを行うことが理想ですが、1日おきの週3回でも効果があるようです。

その他のポイント

  • ゆっくり確実に足を上げる
  • 無理せず行う
  • 足の付け根に疲労が出て、そこに痛みを感じる場合がある
  • お腹や腰など、体の奥に疲れを感じる場合は大腰筋に効いている証拠

太もも上げ運動が楽にできるようになったら、レベル2に進む。

(参考:腸腰筋エクササイズ1 足踏み 東京大学 石井直方教授の究極ストレッチ

レベル2:イスに掴まって足を前後に振る

  1. イスの背を片手で持ち、片足立ちをする
  2. 息を吸いながら、胸を張り、背筋を伸ばして足を後ろへ振る(足の付根から、足全体を大きく動かす)
  3. 息を吐きながら、太ももを胸まで上げる

これらを左右の足で行います。

片足10回からはじめて、30回を目標に行います。

これが楽にできるようになったら、レベル3に進む。

(参考:腸腰筋エクササイズ2 スウィング 東京大学 石井直方教授の究極ストレッチ

レベル3:足の踏み込み

  1. 腰に手を当てて背筋を伸ばす。
  2. 息を吐きながら前にゆっくりと一歩踏み込み、腰を深く沈める(ゆっくりと「自分に合った歩幅」でOk)
  3. 踏み出した足を戻す
  4. 反対の足も同様に行う

これを「無理のない歩幅」で、左右交互に10回ずつ行います。

足を踏み出した時に腸腰筋がストレッチされて伸ばされます。そして後ろに蹴り戻る時に筋力が鍛えられます。

その他のポイント

  • 踏み出す歩幅は最初は無理しないで小さめにする
  • 踏み出した時に膝の角度は90度を目標にする
  • 膝はつま先よりも前に“出さない”(スクワットと同じ)
  • 骨盤の内側にジワーっとダルさを感じたら、腸腰筋に効いた証拠

(参考:腸腰筋エクササイズ3 足の踏み込み 東京大学 石井直方教授の究極ストレッチ

大腰筋エクササイズ:オススメ本

最後に大腰筋エクササイズのオススメ本を紹介します。

石井直方さんの書籍

久野譜也さんの書籍

筑波大学スポーツ専攻・教授の久野譜也さんの書籍です。

このような感じで、大腰筋トレーニングはパソコン作業の心身の不調に効果があるかもしれません。

参考になれば幸いです。

ではでは。

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